1. はじめに:田舎暮らしに憧れるのは自由!!だけど・・・
最近「田舎に住みたいな」と言われることが増えました。
しかし、現実はもちろん良いことばかりじゃありません。
スーパーは遠いし、バスや電車も1日数本。アリはやたらデカい。
この記事では、単純に「田舎暮らし=最高」ではなく、不便で、面倒で、それでもいいなと思える田舎暮らしのリアルを紹介していきます。
2. 田舎暮らしは不便があたりまえ?
田舎暮らしには魅力がある一方で、「不便さ」は避けて通れない現実です。
買い物、交通インフラ、ご近所付き合い──。
憧れだけでは乗り越えられない、田舎ならではの「不便さ」や「面倒くささ」について取り上げていきます。
生活が非効率になりがち
コンビニまで車で15分、スーパーやドラッグストアは隣町なんてことはあたりまえ。
病院はおじいちゃんおばあちゃんの社交場、待合室で「誰々さんは今日いないけど体調でも悪いのかね」、はじめて聞いた時は耳を疑いました。
何をするにも「事前に調べて、動線を考えて、まとめ買い」が基本。都会のように何かの「ついで」ができないのを手間に感じることも多々あります。
人間関係が濃い。良くも悪くも。
田舎のご近所付き合いは避けられないでしょう。
軽い気持ちで「引っ越してきたばかりで…」なんて言うと何故か嫌な顔をされることも・・・。
最初は戸惑うかもしれませんが、そういう関係性の中で助けられることもあって、だんだんと「まぁ、これが田舎の流儀なんだな」と思えてくる、というか思わないと仕方ない部分があります。
娯楽が少ない
カラオケや映画館はもちろん、レジャー施設なんて無いのが当たり前、娯楽は自分で作るしかない。
最初は退屈に感じるかもしれませんが、今まで目を向けてこなかったものに挑戦するチャンスでもあると思います。
幸い最近は映画やドラマもサブスクで見られるし、逆に田舎ならではの趣味が増える人も。
3. 「田舎暮らしも悪くない」と思う理由
たしかに、田舎暮らしは不便です。
それでも、「案外悪くないな」と思える瞬間があるんです。
便利さとはちょっと違う価値や、暮らしの中で気づいた小さな喜び。そんな“田舎ならではの良さ”について、実体験をもとに紹介します。
静けさを楽しむ
夜が静かすぎて最初は眠れなかったけど、ゆっくり考え事するにはもってこいの環境です。
虫の声や風の音、遠くの鹿の鳴き声がBGMみたいで、だんだん「悪くない」と思えてきます。
食べ物がシンプルに美味しい
朝採れ野菜をもらったり、「ここの店どうやって成り立ってるんだろう」っていう飲食店も結構美味しかったりします。
「美味しい=手間がかかってる」じゃなくて、「素材がいいとそれだけで美味しい」と実感できることも増えたり。
家賃や食費も抑えられる?
都会と比較して家賃が安いことが多いというのは皆さんご存知でしょう。都会のワンルームと田舎の一軒家が同じ家賃なんてこともよくあるお話。
広々と暮らせるのは気持ち的にもお財布的にも嬉しいポイントです。ただし、改装が必要な場合は費用がかかることもあるので、その点は要確認!!
また、新鮮な野菜や果物が安く手に入るので、意識せずとも食費が抑えられるといった利点も。
- 買い出しに時間がかかる→まとめ買い
- コンビニが遠い→ムダ遣いが減る
こうした一見不便に見えることを利点に変える工夫が田舎暮らしを長く続けるこつかもしれません。
4. まとめ:「どこでどう暮らすか」は正解じゃなくて選択
「田舎暮らし」は、正直不便だし、楽しいことばかりではありません。
しかし、その不便さの中にある「余白」や「人とのつながり」を改めて感じられることは田舎暮らしの醍醐味の一つです。
都会で暮らしている人の選択も正しいし、田舎で暮らす人もそれぞれの事情があることでしょう。
もし今「ちょっと田舎暮らしも悪くなさそう」と考えている方は、一度、田舎の空気を吸いに来てみるのも悪くないと思います。
「住めば都」とまでは言いませんが、住んでみないとわからない良さも悪さもきっとあるはずです。
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