田舎で子育てをする際に「習い事の少なさ」を心配する方も多いのではないでしょうか。
今回は、田舎で家庭教師をしている私の視点から、田舎の習い事事情のリアルと、どう乗り越えるかを解説します。
直面する3つの「少ない」
田舎での習い事探しは、まさに「少なさに直面すること」からのスタートです。
具体的には、以下の3つの「少ない」で悩む方が多くいます。
そもそも「選択肢」が少ない
都市部であれば、ピアノ一つとっても「個人の先生」「大手音楽教室」など、目的や相性に合わせて選ぶことができます。
しかし、田舎では「町に一つ、ピアノ教室があるだけマシ」という状況です。
ダンスや特定のスポーツ競技に至っては、主要な市まで行かなければ教室すら存在しないことも珍しくありません。
私の地域で一番耳にする不満は「サッカー教室がない」ということです。
田舎では11対11人でやるサッカーは人数を集めることが困難で、いくつかの市町村が合同で実施しています。
このように田舎では、競技人口が多いスポーツだからといって、必ずしも学びの場があるとは限りません。
先生の「比較対象」が少ない
これに関しては長年教育関係の仕事をしてきて感じる、生徒達が一番困る点だと思っています。
比較対象がないということは、「その教室の指導が生徒に合っているか」、を客観的に判断する基準がないことを意味します。
たとえ塾の先生と合わなくても「この地域の塾はここだけだから」とイヤイヤ通っている生徒さんもたくさんいます。
都会や大手の学習塾では、自分に合った先生を選ぶことができたりと選択肢があります。
残念ながら、田舎特有の「合わない=やめるしかない」という現状は今も少なからず存在します。
切磋琢磨する「ライバル」が少ない
人数が少ないため、良い意味でライバルとなる生徒との競争は減ってしまいます。
中学・高校進学で都市部の生徒と合流した際に、初めてレベル差に気づき、挫折してしまうケースを私は何度も見てきました。
こうした人間関係や環境の変化への考慮も上手く習い事を続ける秘訣といえるでしょう。
これは習い事とは少し違うのですが、田舎の小さい中学校(1クラスしかない)から都市部のマンモス校に入学した生徒が、どうしても大人数での共同生活に馴染めずにやめてしまうといったケースもありました。
入学前の理想と現実のギャップが大きくなるのも田舎ならではといえるのではないでしょうか。
片道30分は「ご近所」?
田舎で習い事をさせる際、月謝と併せて出費となるのが「送迎コスト」です。
田舎では「車で30分なら近い方」という感覚になりがちですが、ざっくりと計算してみると・・・。
- 往復1時間 ✕ 週2回 = 月8時間(夏期講習や冬期講習などではさらに増える可能性がある)
- 年間に換算すると、約100時間近くの時間を車の中で過ごし、もちろんその分のガソリン代もかかります。
また、ガソリン代だけでなく保護者の方やお子様にも直接負担がかかることでしょう。
特に冬場の雪道や凍結路面の中での送迎は常に気を使うものです。

塾の送迎時間って仕事帰りや夕飯時だったり、何かと手を止めたくない時間だもんね。
オンラインで送迎負担ゼロに!
こうした「送迎の悩み」を、一気に解決する選択肢がオンライン学習です。
これまで当たり前だと思っていた「移動」をデジタルに置き換えるだけで、ご家庭の放課後の時間は驚くほど穏やかになります。
| 変わること | 従来の通塾・通学スタイル | オンライン学習 |
| 移動時間 | 往復1時間(運転と付き添い) | 0分(終わったら即、団らんの時間) |
| 移動コスト | 毎月のガソリン代・車の消耗 | 0円(家計の節約に直結!) |
| 天候の不安 | 悪天候時の運転のストレス | 自宅なので雪の日でも安心・安全 |
一番のメリットは、「お子さんの自由時間が守られること」です。
学校から帰り、さらに移動で1時間を費やすのは、成長期のお子さんにとって大きな負担となります。
ましてや部活動や補習、複数の習い事をしている場合には尚更です。
また、保護者の方にとっても、夕方の忙しい時間を送迎に当てなくて住むのは大きなメリットでしょう。
オンラインで「何を習えるの?」
「近くに教室がないから」と諦めていた学びも、オンラインなら今すぐ始められます。
田舎暮らしの環境を最大限に活かせる、代表的な3つの選択肢をご紹介します。
- オンライン家庭教師
近くに気に入った塾がなくても、全国の現役大学生やプロ講師から個別指導を受けられます。
マンツーマンでの形式が多く、お子さんのペースで定期テスト対策や受験準備が進められます。 - オンライン英会話
身近に外国の方と話す機会が少ない田舎でも、自宅にいながら世界中の講師と繋がれます。
低価格でレッスンを受けられるサービスも多く、遊び感覚で国際感覚を養うことができます。 - プログラミング
専門の教室が都市部に集中しがちな分野ですが、オンラインなら画面共有を使ってプロのサポートを受けながら学べます。
簡単なゲーム作りなどを通じて、これからの時代に必須となるITスキルを身につけることができます。
まとめ
田舎での習い事選びは、選択肢の少なさや送迎の負担が大きな課題となります。
しかしオンライン学習を活用すれば、住んでいる場所に関係なく質の高い講師を選ぶことができ、また保護者の方にとっても送迎などの負担が軽減されます。
「近くに教室がないから」と諦めるのではなく、オンラインという選択肢を柔軟に取り入れることで、お子様に最適な学習環境を整えることが可能です。
まずは設備などの環境作り、無料体験などを通じて、実際の授業の雰囲気を確かめてみることから始めてみてはいかがでしょうか。



