週末にキャンプやBBQをしに、レンタカーで田舎へ向かう人も多いと思います。
ところが、都会の感覚で車を借りると、思わぬ不便やトラブルに遭うことがあります。
この記事では、田舎でレンタカーを利用する際に気をつけたい点を、実際の状況に即して整理します。
予約のタイミングが遅いと、そもそも車がない
田舎ではレンタカーの台数が少なく、特に軽自動車やミニバンなど人気車種は早く埋まります。
観光シーズンや連休前は、「前日予約ではどこにも空きがない」ことも珍しくありません。
小規模な営業所は、数台しか車を持っていないケースもあります。都市部と違って「別店舗から取り寄せますね」という対応ができないことも多いので注意が必要です。もし、レンタカーを使った旅行を計画している方は、おおまかな計画が決まったらすぐに予約しておくことをおすすめします。
特にキャンプは荷物がかさむため、「乗車人数+1〜2人分」のサイズを早めに確保するのが鉄則です。4人でコンパクトカーを借りて、荷物が載りきらず後悔するケースは非常に多いので注意しましょう。
私も初めて田舎で利用した際に「まぁギリギリでも大丈夫だろう」と前日まで悠長に構えていたら、お目当てのサイズの車が予約いっぱいで利用できないと言われたことがありました。
完全に私のミスです。
都会で「だいたい前日でも余裕」という感覚でいたのでやらかしました。
その時は運よく当日キャンセルがあったので事なきを得ましたが、会社の先輩もいたので「もしこのまま借りられなかったらどうしよう」と冷や汗をかいた経験があります。
駅から店舗まで「歩ける距離」とは限らない
田舎のレンタカー店は、最寄り駅から離れた場所にあることが多いです。
駅前にあるのは全国チェーンのごく一部。
田舎の小規模店は、駅から2〜3km離れた郊外なんてこともざらにあります。
以前利用した時に「まぁ徒歩10分くらいだろう」と思っていたら、炎天下を30分歩く羽目になりました。
田舎すぎて途中にコンビニはおろか自動販売機もないし・・・レンタカー屋さんについた頃にはバテバテ。

キャンプやBBQの荷物を持って長い距離を歩きたくないなぁ・・・。

なかには送迎してくれるところもあるけど、レンタカー屋さんまでタクシーで行くなんてことも結構あるよ。
公共交通が少ない田舎では、レンタカー会社までのアクセス手段を確認しておかないと、思わぬ出費と足止めを食うことがあるので事前チェックが必須です。
ガソリンスタンドの営業時間に注意
田舎では、ガソリンスタンドが「夜は閉まる」「日曜定休」というのは珍しくありません。返却時に満タンにしようとしても、給油できずに延長料金が発生するケースも。
例えば、夜7時に車を返す予定でも、近隣のスタンドが18時で閉まることはよくあります。
返却予定日の前に「どのスタンドで給油するか」を決めておく必要があります。
最低限、Googleマップで営業時間のチェックくらいはしておいたほうがいいでしょう。
道路事情はナビ任せにできない
田舎道では、カーナビが最短ルートを示しても「本当にその道でいいのか?」と迷うことがあります。
舗装が荒れていたり、車1台がギリギリ通れるような細い山道を案内されることも。
「ナビがあるから大丈夫」と思っていても、「えっ?ほんとに合ってるよね・・・」みたいな道に案内されたり、入るべき脇道があまりに細すぎて気づかず、何度も通り過ぎてしまうなんてこともしばしば。
また、電波が弱くスマホナビが止まることもあるため、重要なスポットはスクリーンショットで残しておくのがおすすめです。
道の状態は地域によってまちまちですが、特に夜間や雨の日は、無理に山道を抜けようとせず、安全重視で行動するのが基本です。
ガソリン車・EV車の違いにも注意
最近はハイブリッド車やEV(電気自動車)の貸し出しも増えていますが、田舎では充電スポットが圧倒的に少ないです。
特に山間部では「最寄りの充電スタンドまで30km以上」ということもあります。走行距離が長くなりがちな地方ドライブでは、充電計画を立てておかないと途中で立ち往生するリスクも。
特に注意が必要なのが、「都会でEV車を借りて田舎に来る」パターンです。
都会では充電スポットも多いので、特に不自由がないことが多いですが、田舎に来た途端に「充電スポットが無い」「次のスポットまで数十キロ先」なんてことになりかねません。
個人的には田舎で長距離運転をする予定なら、EV車は避けたほうが無難だと思います。
返却時にもめないために:車内を汚さない一工夫
キャンプやBBQを楽しんだ後、意外な盲点となるのが「返却時の車内清掃」です。
山道やキャンプ場を走ると、靴に付いた泥や草、あるいは道具に付着した土や水気がどうしても車内に持ち込まれてしまいます。
特に注意したいのが、トランクの汚れです。
レンタカーをひどく汚してしまうと、通常料金とは別に「特別清掃料金」や、車が使えなくなった期間の休業補償(NOC)を請求されるケースも珍しくありません。
そこでおすすめなのが、大きめのレジャーシートを1枚持参し、荷物を載せる前にトランクへ敷いておくことです。
これだけで泥汚れや水濡れをブロックでき、返却前に慌てて掃除機をかける手間もなくなります。また、ゴミ袋も多めに用意し、現地で出たゴミを車内に直接置かないようにするだけで、匂い移りも防げます。
受け渡しの際には必ず残置物がないかチェックし、「借りた時よりも綺麗に返す」くらいの気持ちで一工夫しておけば、最後の手続きもスムーズにいくことでしょう。
まとめ
田舎でレンタカーを使うときは、「都会の延長線」ではなく「現地の事情」に合わせて準備することが大切です。
予約の早さ、店舗までのアクセス、ガソリンスタンドの営業時間、道路状況、そして車種選び。
中でも私が重要視しているのは、レンタカー屋さんや現地の人の生の声を聞くことです。
都会ではあまり見かけない落石注意や野生動物出没注意の標識、中には農耕車専用なんてものもあります。
初めて見かけて慌てないためにも現地の情報収集は欠かさないようにしています。
どれも一見地味ですが、ちょっとした確認の有無で旅の快適さは大きく変わります。
安心してドライブを楽しむためにも、「借りる前に一度、現地の“現実”を調査・想像してみる」ことをおすすめします。

レンタカー屋さんに聞けば結構教えてくれるよ♪



