田舎で人気のソロキャンプ|安全に楽しむための準備と注意点

田舎で人気、ソロキャンプを楽しむための注意点のアイキャッチ画像、右上にログハウスのイラスト 田舎の楽しみ

都会の喧騒を離れ、静かな田舎で過ごすソロキャンプに憧れを持つ方は多いでしょう。

自然の中で自分と向き合う時間を求める気持ちはよく理解できます。

しかし、田舎のキャンプ場は、整備された都会の公園とは異なる「リアル」な環境です。

憧れだけで準備を始めると、思わぬトラブルや不便に直面し、せっかくの時間が台無しになることもあります。

この記事では、「田舎でのソロキャンプ」を安全に楽しむための準備や注意点について紹介します。

電波や電源は「あるのが当然」ではないと心得る

田舎のキャンプ場では、スマートフォンが使えなくなる事態を想定して準備する必要があります。

都会では4Gや5Gが繋がり、キャンプ場でも電源付きサイトがあったりしますが、田舎の山間部や川沿いでは、電波が圏外なんてこともしばしば。

地図アプリが使えない、緊急時の連絡ができない、ちょっとした疑問をすぐに検索できない、といった不便はアウトドア慣れしている人でもストレスに感じることがあるでしょう。

運よくキャンプ場にWi-Fiがある場合でも、天候や利用者の多さで通信が不安定になることは珍しくありません。

そのため、地図は事前にスクショを撮っておく、万が一に備えて大容量のモバイルバッテリーを持参するといった準備をしておくとよいでしょう。

これらは田舎での安心を確保する「生命線」になりえます。

ももぱた
ももぱた

たしかに最近「スマホは使えて当たり前」って感覚だもんねぇ。

はねぱた
はねぱた

そうそう。田舎だと「電波が悪い」じゃなくて「全く繋がらない」ってことまで全然ありえるからね。

天候の急変に対応できる「もう一歩踏み込んだ」装備

田舎の山間部や川沿いのキャンプ場は、天候が急変しやすい特性があります。

都会では小雨で済むような雲行きでも、山では突然の雷雨になったり、急激に気温が下がり霧が出たり・・・。

特にソロキャンプの場合、設営や撤収もすべて一人で行わなければならないため、急な天候の変化はまさに天敵と言えます。

そうしたことに備えて、レインコートは必須、夏でも一枚羽織れるものを持っていくといざという時に重宝します。

また、タープやテントを選ぶ際は、多少重くても耐水圧や耐風性に優れたものを選ぶのが得策といえるでしょう。

安価で軽量な製品も手軽で人気ですが、浸水や破損につながるリスクなどを想定して準備することをおすすめします。

それに加えて、タープのロープが切れたり、ペグが抜けてしまう事態に備えて、予備の頑丈なペグとロープを持っておくと、悪天候でも慌てずに済むでしょう。

ももぱた
ももぱた

たしかに田舎、特に山の天気は変わりやすいって言うもんね。

はねぱた
はねぱた

「備えあれば憂いなし」ってことだね。いざという時に焦らないためにも事前準備はしっかりしようね。

危険な生物や夜の暗さへの対策

田舎でのキャンプは、非日常的な静けさと暗さが魅力ですが、同時に野生の動物との遭遇や、想像以上の暗さという現実が伴います。

夜間の対策としては、キャンプ場の照明は必要最低限であり、少し離れると足元が見えないほどの暗闇になることも・・・。

これは、思わぬ転倒や野生動物と遭遇する可能性が高まります。

私も一度ソロキャンプをした際に、遠目でしたが鹿を見たことがあります。

鹿の鳴き声って人が叫んでいる声に似ていて、夜に聞くとめちゃくちゃ怖いです(笑)

それから、ランタンの他に万が一に備えてヘッドライトを持参するようにしています。

ももぱた
ももぱた

普段、可愛いと思ってる動物でも野生となると急激に怖いよね。

はねぱた
はねぱた

そうなんだよ。温泉街の猿と野生の猿を比べても、攻撃性が全然違うからねぇ。

また、虫や爬虫類も都会に比べて多く、注意が必要です。

ハチやブヨ、毒を持つ可能性のあるムカデ、ヘビなども生息している地域が多く、遭遇する可能性はゼロではありません。

特にマムシのような猛毒のヘビには注意が必要なので、事前に「マムシの特徴」だけでも確認しておくとよいでしょう。

日本国内で人がマムシに噛まれる被害は年間で約2000〜3000件とも言われています。

見つけても絶対に近づいちゃダメです!!!

夏場の暑い時期、サンダルやハーフパンツで過ごしたい気持ちはわかりますが、できれば長袖・長ズボンをおすすめします。

ももぱた
ももぱた

田舎の人って普通のヘビ見つけても、結構スルーするけど、マムシって聞くと一気に「危険だから!!」って言うもんね。

はねぱた
はねぱた

そうだね。万が一噛まれたりしたら、すぐに救急車を呼んでね。

車の走行環境や燃料の確保に注意

田舎のキャンプ場へ向かう際に、車の準備と燃料は重要なチェックポイントです。

都会の平坦で舗装された道ばかりを運転していると見落としがちですが、キャンプ場へ続く道は、未舗装の砂利道、急な坂道、すれ違いが難しい狭い道であることが少なくありません。

また、キャンプ場周辺だからといって、ガソリンスタンドやコンビニがすぐ近くにあるとは限りません。

都会ならすぐに給油できますが、田舎では閉店時間が早く、夜間に営業している店を探すのは困難です。

加えて「コンビニ=24時間営業」と思っていると痛い目を見ることも・・・。

実際、私の住んでいる地域では、深夜0時前に閉まるコンビニがいくつもあります。

また、深夜の田舎道で注意が必要なのが点滅信号です。

都会ではあまり見かけないかもしれませんが、田舎の道では昼間は普通の信号、夜は黄色の点滅信号に変わる場所も結構あります。

はじめて遭遇すると、「え?これ進んでいいの?止まるの?」となり、その迷いが事故の原因に繋がりかねません。

都会の舗装された道と違って走行環境が悪いことも多いため、万が一に備え、スペアタイヤのチェックや、JAFなどのロードサービスへの加入状況を確認しておくことも、ソロキャンプの安心感を高める重要な準備です。

事前に準備しておくと良いものリスト

はねぱた
はねぱた

田舎のソロキャンプでちょっと見落としがちだけど、事前に用意しておくとよいものをまとめておくよ。

チェックリスト
  • 地図のスクショ
  • モバイルバッテリー(大容量)
  • ヘッドライト
  • レインコート
  • 長袖、長ズボン
  • 薄手のフリースなど羽織れるもの
  • 虫除けスプレー、蚊取り線香
  • スペアタイヤ、工具
  • 車の燃料を満タンにする
  • ロードサービス加入状況の確認

まとめ

田舎での一人キャンプは、確かに日頃のストレスを解放し、リフレッシュできる素晴らしい機会を与えてくれます。

しかし、その中には見えない「都会とのギャップ」が存在します。

電波の遮断、天候の急変、野生動物の存在、そしてアクセス環境の不便さといった現実を冷静に受け止め、「都会の常識」を一度リセットして準備を整えることが、安全で快適なソロキャンプ成功の鍵となります。

今回ご紹介した準備を参考に、しっかりと計画を立てて、理想と現実のギャップに戸惑うことなく、田舎の自然を満喫する時間をお過ごしください。